利尻島リアルタイム情報
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■2005年7月8日更新
利尻山登山報告(テレビの撮影でアルピニストの野口健さんをガイド)
2005年7月8日 3:30出発 鴛泊コース往復 総登山者数約100名
昨日からテレビの撮影のため利尻島を訪れている野口健さんをガイドしながらの利尻山登山。今日は人もそれほど多くなく、しかもすばらしい天気。多忙なスケジュールのため14:45の飛行機までに下山しなければならないのに山頂に着いたのは10:30過ぎ。5分ほど山頂で撮影し休憩なしで下山開始、下りはなんと2時間10分!!撮影をしながらの登山は初めての経験でしたが撮影の合間にヒマラヤでの生活、日本各地で行っている自然学校の話など、沢山いろんな話が聞けてすごく楽しい時間でした。今回の撮影の放映はBSJAPANで来年の1月ごろ、また、DVDでも発売が決定しているそうです。今度は「ゆっくり」登る約束をして利尻を後にしました。
野口さんは合流上部の登山道をみて「こんなにえぐれた登山道は始めて見た。大至急、明日にでも対応するべきだ(木道にするなど)」とおっしゃっておりました。
なお、本日撮影した花の情報はリアルタイム花情報で。

長官山から

緑が増えました

沓形

あれは・・・。

山頂から

海の青がキレイ!

礼文島

山頂で
■2005年7月1日更新
●利尻山沓形コースの最新状況
本日沓形コース「親不知子不知」付近で数回大規模な崩落がありました。沓形コースから登り、偶然近くにいた方に話を聞いたところ、@の斜面のトラバースを終えA地点にさしかかった時、まるで雷のような音と砂煙とともに数メートルはある大きな岩が数個落ちてきました。その方はとっさに大きな岩の陰に身を隠し、恐怖で震えが止まらなかったそうです。その後も5分以上大小無数の落石がおさまらず一歩間違えば大事故になっていました。今日登られてた方でその崩落の凄い音を聞いたという人は多数おります。雪解け後で地盤が不安定に加え、全て浮石なので足場もかなり悪く、大変危険な状態です。その方も「事故が起こる前に通行禁止にするべきだ!」と言っておりました。沓形コースの入口に自転車を置いてあったため、また沓形コースに下りる予定でしたが、もちろん鴛泊コースを下山しました。今現在、沓形コースは相当ヤバイ状況です!

2005年7月1日 撮影
拡大写真
■2005年6月30日更新
●本日、6合目(第一見晴台)と5合目の間で下山中に転倒し足を骨折、自力下山不可能となりヘリコプターに救助される事故がおきました。鴛泊コースは下山中の事故が多く、特に8合目から4合目の下りが非常に長く感じられ、集中力がなくなりがちです。単調な下り道ですが気を抜かず慎重に下山しましょう。

今日の利尻山

6合目周辺

救助ヘリ

現場に向かってます
■2005年6月28日更新
●利尻山登山報告
2005年6月28日 4:15出発 鴛泊コース往復 総登山者数約80名
鴛泊コースの登山道上には雪は全くありませんでした。山小屋から9合目までが雪解け水の影響でちょっと滑りやすくなっています。また、危険箇所に張られているロープが新品になってました。今日も沓形コースから登った方に話を伺いましたが「本当にかなり危険!」とのことでした。一番右下の写真に三眺山から頂上をめざす6名のパーティーが見えますが途中で引き返したようです。鴛泊コースを利用してください!
また、花も数も多くなってきています。花の詳しい情報はリアルタイム花情報

雲海に浮かぶ礼文島

長官山から

お花畑のアップ

滑りやすい所

合流手前のガレ場

ロープが新品に

合流から

6名のパーティー
●頂上からの展望
今日はすばらしい天気でサハリン、モネロン島まではっきり見えました。

鴛泊市街

沓形市街

礼文島

宗谷岬

ローソク岩

西ノ大空沢

ボタンキンバイ(黄色)

エゾノハクサンイチゲ
■2005年6月26日更新
●利尻山沓形コースの状況
雪がまだ残っているため9合目から先の急斜面のトラバース非常に危険です。アイゼン・ピッケルはもちろんですが雪解け水により上部の地盤が緩んでいるため落石も頻繁におきています。昨日(6月25日)沓形コースから登った若い3人のパーティーは「もう二度と通りたくない」と言っておりました。ここの雪が融けるまでは安全な鴛泊コース往復をおすすめします。
2005年6月25日撮影
■2005年6月19日更新
●2005年6月19日撮影(写真提供 お宿マルゼン宿泊 指田さん)
鴛泊コースの雪もなくなり、連日登山者で賑わっています。登山道脇にも少しずつ花が咲きはじめました。
これからいよいよ利尻山の「花の季節」がスタートです。

ウコンウツギ

オオバナノエンレイソウ

エゾノハクサンイチゲ

エゾノハクサンイチ

長官山から

鴛泊市街

山の様子

指田さん
■2005年6月13日更新
●2005年6月13日撮影 利尻山の様子
昨日の大雨の影響もあり、鴛泊コースは避難小屋上部の雪渓をのぞいては、ほとんど登山道上に雪はありません。いよいよ登山シーズン本番です!
●鴛泊避難小屋より上部の様子 2005.6.13撮影 (写真提供:愛知県の佐藤正俊さん)
山頂に雪は全くなく、トイレブースも冬囲いのブルーシートが外され使える状態です。山小屋付近には利尻山に春を告げる花、「エゾエンゴサク」がやっと咲きだしました。去年より10日〜2週間ほど遅いです。

山小屋脇の雪渓

トビウシナイ沢

9合目

合流手前から

エゾエンゴサク

山頂付近

三眺山

佐藤さん
■2005年6月10日更新
●利尻山鴛泊コース
山小屋より上はまだ雪渓があり、登山道は夏と冬との中途半端状態です。雪を踏み抜いて足を取られる所もありますが夏の装備で大丈夫です。もう団体のツアー登山も来ているようで、日に日に登山する方も増えています。
●利尻山沓形コース
鴛泊との合流から沓形コース方面への足跡が全くないということですので、まだ沓形コースから登った方はいないようす。「親不知子不知」のある北西の斜面は一番遅くまで雪が残り、そのせいでルートを見失う遭難事故も多い所です。特にこのコース初めての方はトレースがなければ迷いやすいです。沓形コースを使う計画のある方は十分注意して下さい。
■2005年6月2日更新
●2005年6月2日撮影 利尻山の様子
ここ2・3日で急激に雪解けが進んでいます。「お宿マルゼン」に宿泊され本日登山された榎田さん情報によると、登山道8合目まではほとんど雪はありませんが、9合目から上はまだ積雪があり、登山道より雪渓を歩いた方が登りやすいそうです。雪が腐っているのでアイゼンなしでも大丈夫でしたが、自信のない方は一応アイゼンを装備して下さい。9合目のトイレ周辺は雪解け水で田んぼ状態でひどかったようです。
■2005年5月28日更新
●2005年5月28日撮影 利尻山の様子
一週間前よりも雪解けは進んでいますが、まだまだ雪が残っています。標高の高い所では、天気が良くても例年より風が冷たく雪解けの進み方が遅いようです。今日現在、鴛泊登山道4合目から上は夏の装備では登山不可能です。冬の装備を持たずに来られる方も多いようで、皆さん途中で引き返しています。
■2005年5月22日更新
●2005年5月22日撮影 利尻山の様子
今年は例年より雪解けが遅く6月初〜中旬に登山を予定されている方は雪の状態が気になっていると思います。下の写真でもわかるように長官山(8合目)から上はまだまだ雪が多いです。一番右の写真の尾根上にある白いラインが鴛泊コースの登山道です。この線が見えるうちは登山道上は積雪があることになります。昨日・今日と天気が良く、雪解けもかなり進んでます。また近日中に更新したいと思います。
■2005年5月14日更新
●2005年5月14日登山情報
GWが終ってから寒い日が続き、山はまた冬に逆戻り。山頂付近ではGWより30p以上積雪が増えていました。今年は雪解けが例年より遅くなりそうです。北麓野営場から上はまだまだ雪があり、鴛泊コースの登山道はまだ雪の中です。5月中の登山を計画している方は冬山装備をお忘れなく。

快晴♪

北麓野営場

鴛泊避難小屋

山頂の祠

ローソク岩

東ノ大空沢

西ノ大空沢

礼文島
今回はスノーボードを担いで登り、山頂直下の北斜面(夏のお花畑)を滑りその後長官山右の1,245地点から滑ってきました。雪質は適度に柔らかく、なかなかのグッドコンディションでした。バックカントリーはまだ楽しめそうです。(下の写真の赤い線は今回の滑ったラインです)

登りの途中

山頂北斜面

長官山
■2005年5月5日更新
●2005年5月4日登山情報
ゴールデンウイーク真っ只中、予報では雨でしたが見事に大外れ。昼前ぐらいからは快晴になりました。入山者は30人以上で久しぶりに山が賑わっていました。登山道はまだ雪の中なので樹林帯を越えてから夏ルート上の尾根を進むパーティーが多かったようですが、沓形稜からバリエーションルートで登る3名のパーティーも確認できました。
下の一番右の写真は2週間前の利尻山です。雪解けはかなり進んでますが、山頂付近はまだまだ冬です。

5月4日その1

5月4日その2

2週間前
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