利尻島リアルタイム情報
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2010年10月22日更新
氷点下の利尻山頂
秋晴れの利尻島。
雪に会いに利尻山へ。
今日の入山者はなんと僕1人のみ。
久々に歩く雪の感触が新鮮でした。
合流から上は凍っている急斜面が多く、アイゼンとピッケルがないともう厳しいです。
これから登山を考えている方は完全冬装備で!!



まだ頑張ってます!ツバメオモトの果実。4合目手前で



姫沼と海岸線。森のコントラストが綺麗です。7合目付近から



8合目付近から山頂。素晴らしい景色です♪




山頂手前の急斜面の吹き溜まりは積雪30cmオーバー。
この新雪の下にはアイスバーンが隠れています。



さぁ、いよいよ雪化粧した山頂です。



山頂で一瞬現れたブロッケン現象。
自分の影が霧に映っています。



いつも島の人々を見守っている山頂の祠です。



山頂の気温はマイナス1℃。この時期にしては暖かいほうですね。



ミヤマハンノキの枝には樹氷(エビのしっぽ)が。



帰り道の3合目付近で。西日が差し込んだ森が心地良い。



2010年9月20日更新
Color's mountainへ
9月の連休17、18、19日と3日連続の登山ガイド。
秋の利尻山は季節の「色」を楽しむ大人の登山です。
登山者も少なく澄んだ空気でしんみり楽しむ秋登山。
さぁ、週末は利尻山へ!!
もう少し楽しめますよ♪


ご利用&ご指名ありがとうございました!

9/17日  田中さん・山内さん

9/18 山本さん

9/19 三沢さん


ハイシーズンを終えた秋の静かな登山道



5合目付近。ツルアジサイ、ツタウルシの紅葉の中を歩きます



ゴゼンタチバナのワインレッド



エゾヤマゼンゴ。この色思わず見とれてしまいます。



マイヅルソウ。葉っぱのグラデーションがいい♪



シラネニンジン。7月の花より秋の紅葉ほうが美しいと思う。



ヤマブキショウマ。紅葉見頃♪



今利尻山でこの一厘だけ!!遅咲きのミヤマアズマギク。山頂手間で


山頂の紅葉お花畑



9合目より長官山の稜線



8合目長官山より山頂を望む



チシマイワブキ。ひっそりと紅葉していました



グリーンと茶色・オレンジの山腹



山頂の花畑はカラー、カラー、カラー♪



エゾツツジ。利尻山、赤の女王です



快晴の山頂で



以上、花の時期も良いけど、秋もすばらしい利尻山でした♪



まだ間に合う!!秋の大人の利尻山をご案内します。
利尻山専門のガイドはこちら


2010年9月13日更新
利尻紅葉登山へ
9月に入ってから連日良いお天気の利尻島です。
朝晩は若干冷え込みはじめましたが日中は25℃の利尻島では猛暑日。
昨日もほぼ半袖でOKの利尻山でした。

色付き始めたナナカマドの葉(5合目手前で)


山頂付近のお花畑はこれから高山植物の紅葉が見頃を迎えます。
夏の間たくさんの登山者の目を楽しませてくれた花は
着々と来シーズンへ向けての準備を始めていますよ〜♪

ゴゼンタチバナ(8合目付近)



エゾノハクサンイチゲ
徐々に真っ赤に染まります。。。


イワベンケイ(山頂)
鮮やかな赤が目立ちます



昨日は風も無く最高の登山日和。
シマリスも活発に動き出してます。(昨日は5回ぐらい遭遇♪)



雲海と色付くお花畑(山頂手前)



利尻山頂



遅咲きのイワギキョウも



紅葉登山は10月上旬の初冠雪まで楽しめます!!
是非秋の利尻山へ!!



秋の利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら

2010年8月8日更新
1泊2日利尻山ツアー
山形県最上町山の会の皆さんを1泊2日の利尻山へ案内しました。
通常はリピーターさんがこのツアーに参加されますが今回は利尻山初めてという8人の山男。

このツアーは午後から登山開始し山からの夕日を眺めて山小屋に泊まり
翌日は日の出2時間前の満点の星空の中山頂を目指し、そして山頂からご来光を見るというツアー。

でもこのツアー、ポイントは太陽。
天気だけが一番気になるのです。


午後2時15分、登山開始!!




8合目の長官山。




気になる西の空には雲が多い・・・



しか〜し、太陽が水平線に沈む直前、ショータイムが始まる!



礼文島の遥か沖から続くオレンジロード

感動の夕陽に大満足の皆さん、夕食のため小屋に戻ると雨が降りだす。
雨は次第に強くなる。
でも夜明け前には止む予報。


その予報を信じて就寝しました。


午前1時、小屋から出て空を見ると一面の星空!
そかも昨日の雨で空も澄んでいるため見え方がハンパじゃない!!
午前2時、満点の星空と漁火の中山頂に向けて出発!



ヘッドランプの明かりで登山道を歩く。山頂もでもう少し。



山頂到着。闇の中にローソク岩が浮かんでいます。


やがて東の空が徐々に明るくなり始め、
山の神様は僕たちにすばらしいプレゼントをしてくれました。
































太陽が沈み闇の世界になると星空が見えてそしてまた太陽が昇る。
これは地球が誕生してから今まで毎日続いてきている当たり前のこと。

昨日からの1泊2日のツアーはそんな当たり前のことが当たり前ではなく
参加した人たちの人生の中で忘れることができない時間になったと思います。

平地から見る夕陽や朝日、星空も最高です。
しかし利尻山から見るそれは明らかに特別なものであり
麓とはまた違った美しさがありました。

僕自身、今シーズンも20回以上利尻山に登っていますがまた、また一つ忘れることのできない登山となりました。
そしてさらに利尻山が好きになった気がします。


利尻山(利尻島)に心から「ありがとう」と言いたい。


利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら

2010年8月5日更新
NHK利尻山ロケ
今回の登山はNHKの番組、「小さな旅」のロケ。
国井アナウンサーと利尻山の山頂をめざします。


青空の8合目長官山で



シマリスも出演



いよいよ山頂、360度の大パノラマです。



国井アナ無事登頂です♪山頂で記念撮影




最高の天気のなか撮影は順調に進でいたようです。
たぶんすばらしい利尻山の映像が撮れたと思います。


宗谷岬の遥か東から昇る朝日



NHK 小さな旅

9月11日 総合 土曜9:00〜9:25(一部地域は別番組) 日曜4:30〜4:55 
月曜11:05〜11:30(関東・近畿・東北は別番組)
BS2 火曜15:00〜15:25
小さな旅HPへ


山頂東斜面のお花畑


オマケ画像(山頂から同じアングルで今年3月の写真)
暑い日が続いてますね〜ちょっと涼しくなりましたか〜?



2010年7月17日更新
最新!利尻山情報
昨日は登りは鴛泊、下りは沓形コースを使いました。
山頂付近のお花畑は今まさに満開です。

沓形コース最大の難所「親不知子不知」では相変わらず落石が多く、
昨日も小規模な落石がありました。
ここを通過する際には細心の注意を!!

●8合目の長官山から



●山頂手前西側のお花畑



●東斜面はボタンキンバイが真っ盛り!!



●大阪からのH瀬さんチーム。見事登頂♪



●雲海に浮かぶローソク岩とイブキトラノオ



●今日の山頂



●沓形コース最大の難所「親不知子不知」です。落石注意!!



●利尻NO1の絶景ポイント三眺山から



●山頂付近はまさにグリーンワールドです♪
(右側の突き出た岩がローソク岩です)






利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら
2010年7月12日更新
最新!利尻山情報
昨日は登山ガイド。
今年の3月に利尻バックカントリーに参加したM原さんが再び来島。
今回は奥さんとご両親の4人での利尻山挑戦です。

●今年の3月に冬の利尻山を滑ったM原さん(左から2番目)
詳しい内容はこのページのず〜と下の3月27〜28日をご覧下さい。



登山口出発直後はガズに覆われてのスタート。
しっとりとした森を歩きます。




予想通り5合目を過ぎたあたりから青空が現れ始めました。
8合目の長官山からは見事な利尻山の絶景です。

●8合目長官山から見えるダイナミックな利尻山



●もちろん記念撮影も♪



9合目から山頂まではお花がお見事!!
花を眺め、写真を撮りながらゆっくり山頂を目指します。



登り始めてから6時間30分、
とうとう利尻山山頂に立ちました。
ガッツポーズも絵になりますね〜



山頂からの360度の雲海とお花畑に感動♪



そして今回は新しい命の誕生にも出会えました。
登りの途中では卵が4つでしたが、下山中にまた巣を見てみると
生まれたての雛を2羽発見!!ノゴマの赤ちゃんです。
間違いなく今日が誕生日。今後も見守りたいと思います!



ご両親のほうは登り2〜3時間以上の山は未経験でちょっと不安もありましたが
スタートして13時間、無事下山しました♪


4人とも達成感に満ちた良い顔です!本当にお疲れ様でした。



利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら

2010年7月5日更新
最新!利尻山情報
7月3日、4日と2日連続の登山ガイド。
利尻山は今花満開で〜す♪

●ヤマブキショウマの坂



●ハイオトギリ開花!



●イワギキョウも♪



●9合目から上はボタンキンバイに占領されてます



●山頂の岩場は花!花!花!!!



●山頂から見えるボタンキンバイの大群落(東斜面)



●こちらは南西斜面、エゾノハクサンイチゲのお花畑




福島県のN本さんチーム 埼玉県からH谷川さんご夫婦


こんな登山道を歩きませんか〜?





利尻山をご案内します。
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2010年6月29日更新
最新!利尻山情報
利尻登山道、沓形コースの状況。
親不知子不知付近のコース上の雪はほとんどなくなり夏の装備で大丈夫ですが
山頂直下の雪解け水で地盤は不安定、まだまだ落石が頻繁に起きています。

当たったら確実に大怪我です。
相当注意して下さい。
また雨の日や視界が悪い日は鴛泊コース往復で!!



↓の写真は昨日撮影。
黄色い○の部分の雪はなくなりましたがその上のほうの山頂直下にまだ雪があるので地盤が緩み落石が多いのです。




利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら

2010年6月28日更新
最新!利尻山情報
2010年6月27日(鴛泊コース往復) 入山者数:約70名
6月27日の利尻山登山情報です。
避難小屋の裏の雪も解け完全に雪は無くなりました。

登山者数は例年よりかなり少ないようで登山道の渋滞もなくスムーズです。
また、外国人登山者が今年はとても多いように感じます。

利尻山上部の花もどんどん開花しています。
詳しい花の情報はリアルタイム花情報で!!

今日は青森からの2名の親子のお客様をご案内しました。
娘さんが還暦のお祝いにと利尻礼文旅行をお母さんにプレゼント。
なんて素敵な親子なんでしょう!!
天気も最高で一緒に登っている僕のほうもうれしくなるような一日でした。




●登りはじめてから4時間後。やっと山頂が目の前に!!



●海・空・雲・雪・緑  完璧です



●登山開始から5時間30分、無事に山頂到着♪



●山頂からの大パノラマとハクサンイチゲのお花畑に感動!!
お母さんは若干高所恐怖症・・・。





●午後3時40分に下山



●今日登った利尻山を麓から眺める。
「さっきまであそこに居たんだね〜」って思いますよね〜



今日は一日本当にお疲れ様でした。
また是非利尻島に遊びに来てください♪


利尻山をご案内します。
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2010年6月21日更新
最新!利尻山情報
2010年6月20日(鴛泊コース往復) 入山者数:約40名
6月20日の利尻山登山情報です。
登山道のなくなりました。(小屋の裏にちょこっとある程度です。)

いや〜それにしても暑かった!!
昨日は気温も23℃、無風で日差しも強く体感温度は30度ぐらいありました。
朝4時40分に登りだしましたが5〜7合目あたりで皆さん汗だく。。。
下りの6合目ではほとんどの人が
2リットルの水が無くなりました!!

水だけは多めに持ちましょう!!暑い日は最低
2.5リットル

花もどんどん開花しています。
詳しい花の情報はリアルタイム花情報で!!


●AM5:22、4合目手前
コマドリの声が響く森に木々の隙間から朝日が差し込む・・・。
なんて幻想的なんでしょう♪



●8合目の長官山
雪渓も少なくなってきています。



●非難小屋のすぐ裏手
登山道で唯一雪の残るところ。
もうすぐなくなりそうです。



●3mスリットの雪も無くなりました



●今日の山頂



●山頂から
礼文島は雲の中です。



●山頂よりローソク岩
ローソク岩の根本にはまだ雪がたっぷり。
その下の斜面にエゾノハクサンイチゲも満開♪



利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら


2010年6月12日更新
最新!利尻山情報
2010年6月11日(鴛泊コース往復) 入山者数:28名
6月11日の利尻山登山情報です。
連日の好天で登山道上の雪解けはかなりのスピードで進んでいます。
若干雪の残る場所もありますが、
鴛泊コースの往復に限りアイゼンやピッケルは必要ありません。夏装備でOKです。
昨日は朝からず〜っと最高の天気♪
利尻山のお花が開花してきています。
詳しい花の情報は
リアルタイム花情報で!


●非難小屋の裏
まだまだ雪は残っています。(平坦なところなので雪でも全く大丈夫です)



●合流上部の3mスリット
雪で埋まっています。アイゼンは要りませんが特に下りは滑るので注意!



●3mスリットを過ぎたところ
ここの雪もだいぶ解け登山道が見えてきました。ここも下りは注意してください。





利尻山頂から見える雲海と礼文島



今日は最高の天気。絵葉書のような風景に出会えました♪

利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら

2010年6月7日更新
最新!利尻山情報
2010年6月6日(鴛泊コース往復) 入山者数:18名
昨日(6月6日)の利尻山の登山情報です。
気になる雪の状態もお伝えいたします。


相変わらず山小屋裏、9合目上部、合流点上部はまだ雪があります。
以下の3つのことに注意しましょう!
@防水性のあるパンツ&スパッツを!
Aこの先10日間ぐらいは軽アイゼンがあったほうが安心です。
B気温が下がって雪が硬くてキックステップが効かない場合はアイゼン・ピッケルが必要です。夏山装備の人は引き返す。



小屋裏の雪渓


合流上部の3mスリット


ここが今一番危険なポイントです。
落ちたらアウト!です。

3mスリットを過ぎた次の登り。
今、利尻山で一番危ない所。
下りの様子。気温が下がって
雪が硬くなったら夏装備では無理!


最後のロープを過ぎたトラバースの場所。
だいぶ登山道も見えてきましたがここの下りも要注意!!



昨日の山頂。空が綺麗です。
稜線は強風でしたが山頂は気持ちよいそよ風でした♪


新潟トラベルマスターズのツアー参加のみなさん
全員無事登頂です!




利尻山をご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら

2010年6月4日更新
最新!利尻山情報
2010年6月3日(登り:鴛泊コース  下り:沓形コース)
昨日(6月3日)の利尻山の登山情報です。
気になる雪の状態もお伝えいたします。

●鴛泊コースの状況
3合目から8合目までは積雪ゼロ。
夏装備で全く問題ありません。

4合目付近の樹林帯 6合目から


8合目の長官山から

長官山から10分、山小屋へ向かう下りから登山道上に雪が現れます。
非難小屋を過ぎて東に巻く登山道もまだまだ雪が多く、ズボッと腰まで踏み抜く箇所もあります。
小屋手前の下り 小屋を過ぎてすぐ


腰までズッポリ!!!
8合目以上はスパッツ&防水性のあるパンツを装着して下さい!


9合目のトイレブースの横の登山道はルートが出ていません
しかも枝を掻き分けながら登るので非常に歩きにくい状態です。




上の写真ののところ。
枝にザックが引っかかり歩きにくい・・・


さていよいよここからです。
沓形コース合流点から山頂までの標高140m。
ちょっといやらしい所もありますよ〜。

まずは3mスリット。
積雪は2メートル以上あります。
でもここは実は雪のほうが登りやすいかも♪

昨日の3mスリット 夏はこんなに掘れてます(2009年6月19日撮影)

3mスリットを越えて右にカーブ。
ここからの30mぐらいは要注意です。
昨日の登山道 夏の状況(2009年8月4日撮影)

ここは滑落すると雄忠志内の沢まで一直線、落ちたら絶対にアウトです。

上から撮影
昨日はたまたま天気がよくて雪も柔らかかったのですが、
もし悪天候で気温が下がった場合雪は氷となり、キックステップは効きません。
アイゼン&ピッケルの冬山装備でお願いします。
もし、持ってない場合は必ず引き返して下さい。


次に最後のロープの箇所を越えた左へちょっとトラバース気味に登るところ。
ここも雪が残ってますから雪が硬い日は要注意です。
山側のミヤマハンノキの枝をしっかり掴みながら慎重に歩いてください。
上から撮影 下から撮影。枝を使って慎重に!

ここを過ぎればもう安心。
山頂まで3分。
雪は無く普通に歩けます。

利尻山頂から稚内・サロベツを眺める



6月3日現在の三つのポイント
@登山する方は防水性のあるパンツ&スパッツを装備。
Aこの先2週間ぐらいは軽アイゼンがあったほうが安心です。
B夏装備でもし合流から上の雪が硬い場合は引き返す。


●沓形コースの状況
さて、沓形コースです。
見返り台の5合目から三眺山までは夏装備でOK。
しかし三眺山から合流まではアイゼン&ピッケルを使いました。
特に「親知らず子知らず」の通過は6月いっぱいは冬装備(10本歯以上のアイゼン&ピッケル)でお願いします。


合流点直下の急斜面。
夏装備では滑落します。
歩き出してすぐ、雪の急斜面があります 滑落しないように一歩一歩慎重に


急斜面を降りるとちょっとだけ雪が無くなりますが夏道はほとんど出ていませんので初めての方はルートがわからないでしょう。
去年崩落した登山道 急斜面の危険な下りは後ろ向きで

さていよいよ最大の難所「親不知子不知(おやしらずこしらず)」
最大斜度44度の急斜面。
ここを約100メートルほどトラバースします。
滑落したら絶対に大怪我です。しかも上からの落石も・・・。

最大斜度44度の急斜面です 上からの落石にも注意!
滑落したら止まりません 長浜尾根から



三眺山(1,461m)でアイゼンをはずしました。





利尻山を安全にご案内します。
利尻山専門の山岳ガイドはこちら

2010年5月6日更新
昨日の利尻山
GW最終日、山仲間と今シーズンの滑り納めへ。
鴛泊登山口から北稜を登り、西斜面を滑って沓形の見返り台に下る利尻山縦走ルート。
稜線は雪解けが進み、随分ハイマツも出ています。

稜線を堺に雪とハイマツがくっきり!




利尻山避難小屋


小屋の周りの雪はまだまだ厚く2m以上あります。


先日の強風で壊れた2階入り口のドア。
カギも掛からない状態。


はい、修理開始!


じゃじゃ〜ん、完璧で〜す!!



9合目のトイレブース



標高1500mのドロップポイント到着。
さぁ滑りましょう♪







今回滑った斜面はここです(赤ライン)↓




利尻山バックカントリーはこちら
2010年5月2日更新
大当たりのGW

昨日今日の2日間、好天の中のバックカントリーガイドでした。
今回のゲストは東京・札幌からのテレマークスキーとスノーボーダー。

年齢も近いことから昼も夜も非常に楽しい2日間となりました。
天気に恵まれ利尻山からの最高のロケーションと雪を楽しんだのではないでしょうか。

ありがとうございました。
そして疲れ様でした。



また是非ご一緒しましょう!




海と空が綺麗です

風を避けて休憩中

標高1000m付近

すれ違うフェリー

雪も良い感じです

1日目の下山後

2日目、今日も快晴♪

利尻山頂

1200m付近

山頂直下の大斜面

みんなのトラックが残る

良い斜面ですね〜

田辺さん

Qちゃん
下山後にパチリ
ここ滑りました〜


その他お気に入りの写真もどうぞ!




利尻山はまかせて!!
利尻山バックカントリーは
こちら
2010年4月25日更新
利尻山西斜面へ


昨日はプライベートで利尻山西斜面へ。
メンバーは玉ちゃんと沢木さん。



登り始めは濃い霧に覆われ一番ひどい時間は視界15mほど。
しかし標高1200mまで来ると雲の上に出てほぼ無風の快晴です。


山頂直下の急斜面は雪が非常に硬くアイスバーンだったので山頂方面へのトラバースは諦め
ドロップする事にしました。


陽のあたってた部分は意外と良質のコーンスノーで楽しめました。




岩の圧迫感がスゴイ

1200付近から

玉ちゃん

利尻山西斜面
2010年4月22日更新
パウダーです!
銀座の物産展を終え今朝のフェリーで帰島しました。
天気の影響で明日のガイドの予定が急遽今日に変更!!
フェリーを降りてから大忙しで準備です。


標高1400m付近を登る



利尻に着く前にフェリーの中から積雪を確認!!
やはり思ったとおり、場所によっては10cmほどのパウダーです。


今日は無風快晴。
もちろんピークへ。






避難小屋でランチ

南峰とローソク岩

三本槍

山頂の祠はまだ氷

ツベートさんパーティー

氷の避難小屋

1250から

長官山直下もパウダー


冬の山頂からは素晴らしい景色!!




ピークからは東北稜を登るツベートさんも確認。
ツベートさんはスロヴェニア出身の山岳ガイドさんで
毎年この時期にお客さんを連れてやってきます。
C&C JAPANホームページへ

動画もどうぞ!

利尻山を滑ろう!!
利尻山バックカントリーはこちら

2010年4月9日更新
超強風の利尻島
今日のバックカントリーガイドは東京から1名のお客様です。


あいにく利尻島は南よりの強風で標高の高いところは凄まじい風!!
運行見合わせのフェリーも強風にあおられながら進んでいきます。



午前中は太陽も顔を出し山から眺める海が綺麗です。
「海を眺めながらのスキーは初めてです♪」と大喜びのサエキさん。


気温も連日プラスが続き雪解けも進んでいます。
今日は風の無い場所で程よいコーンスノーを楽しみました。



利尻山を滑ろう!!
利尻山バックカントリーはこちら

2010年4月8日更新
山頂直下の長〜い斜面
利尻山の北西斜面
登山道沓形コースの「親不知子不知」の斜面を滑ってきました。


パウダーの時期に来たい場所ですね〜。
1300mを付近から斜面は氷・・・

光ってるのわかりますかー。




時間が無かったので標高1550m付近からドロップしました。


下山後、夕陽に染まる利尻山。。。

利尻山を滑ろう!!
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2010年3月28日更新
バックカントリーガイド2日目
今日は利尻山の北エリアへ。



北エリアのほとんどは雪は飛んでしまいピカピカ、ガリガリ。
くぼんだ地形に溜まった雪を探して滑ります。



今日は視界も良く、ロシアのモネロン島がくっきり見えました。
ロケーション最高でした。



2日間利尻山を滑り倒した4人の皆様、
ホントお疲れ様でした〜!!


利尻山を滑ろう!!
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2010年3月27日更新
今日はバックカントリーガイド
東京からの4名のお客様と山へ。
朝一はお日様も出ていましたが基本的に曇り空。
でも利尻山頂は見えるというラッキーな1日でした。



利尻山を滑ろう!!
利尻山バックカントリーはこちら
2010年3月23日更新
ヤムナイ沢バックカントリー

はやりここが一番雪溜まってました。
@とA計2本滑りました。


途中でOさんとKちゃんも合流。
考える事はみんな一緒です(笑)

Aのドロップ地点から
標高差200mを一気に滑り降ります。



@を下から見たとこ

5人分のトラック。良い雪でした。


利尻山を滑ろう!!
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2010年3月21日更新
back country RISHIRI
イメージ動画完成しました!!
どうぞご覧下さい。



利尻山を滑ろう!!
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2010年3月17日更新
雪降りました〜!!
朝起きて外を眺めると車に15cmの積雪。
あらら〜山は絶対にパウダー!!

いろいろ誘ってみたけどみんな都合が悪く・・・。
天気は決して良くありませんが結局今日は1人で山へ。

森林限界手前までモービルで移動し
そこからスノーシューで登ります。

深いところはスノーシューでもモモまで埋まるディープな雪です。

稜線は風速15メートルでたまに突風も!?。
なんとか標高1100mまで登りきりました。

この辺りはほぼホワイトアウト状態。。。



視界が良くなるのを待って
登ってきた標高差700mを一気に滑り降りました。


利尻山を滑ろう!!
利尻山バックカントリーは
こちら
2010年3月10日更新
ヤムナイ沢キャンプ

天気はバッチリです。
行きの道路から撮影↓



今日はヤムナイでテント泊。
しばれました〜、外気温は−15℃近く・・・。

冷えた身体を冷え冷えビールとキムチ鍋で暖め午後7時ごろ就寝(早っ)
予報通り夕方から風が強くなりテントも飛ばされそうな勢い。
そして午前1時、静けさの中目を覚ましました。

すぐさま星の撮影開始!!
満点の星空に寒さも吹っ飛びます。





快晴のヤムナイ沢
絶景です。

テント設営後は
さっそく滑る準備

軽く1本登ります
ヤムナイの深い沢

高さ1mのデブリ
埋まったら大変!

パウダースノー
ノートラックの斜面

東稜より。ダイナミックな山頂が目の前に

海も綺麗です
天気も◎

雪質最高
無重力のターン

ここの冬景色は何度見ても感動します

夕食はキムチ鍋。冷えた体が生き返ります

海を隔てて天塩町の光が見えます

残念ながら朝はこんな感じで視界不良


純白の雪景色

雪崩多発地帯

美味しい〜!

ヤムナイの星空



残念ながら朝は低い雲がかかりご来光はおあずけ。
下山後、さっきまでの雲はどこへやら。
またまたピーカンに。

ま、こんなもんです。


どっぷりと山に浸った2日間でした。


利尻山を滑ろう!!
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2010年3月8日更新
雪が降りました〜
昨日ちょっと降りましたねー。

鴛泊近辺は北西の風くらって期待薄。
そして鬼脇方面へ!!



ありました!!30cmパウダー。










やっぱコレですね。

雪に自然に、そして利尻に感謝!!


利尻山を滑ろう!!
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2010年3月4日更新
利尻山北エリアBC
以前丸善食堂でアルバイトをしていた「まさ」が利尻の雪山を滑りにやってきました。
今日は午後から天気が良くなる予報だったのでのんびり出発。
まずは北斜面、第2ラウンドは野塚方面に。

野塚方面は風をかわしポカポカ陽気♪


溜まってるところは最高で20cmぐらいのパウダーあり♪

雪よ、もっと降ってくれ〜!!!

さっ、登りますよ〜

まさ30歳

午後からは晴れ

準備OK

無風快晴

まさライディング

まさライディング

まさ大満足



利尻山を滑ろう!!
利尻山バックカントリーはこちら


2010年3月3日更新
利尻山BC
僕が以前とてつもなくお世話になった石川睦代表率いるBUMPSチームが利尻島初上陸!!
今回は雑誌の撮影も兼ねたSKIトリップです。
BUMPSは知る人ぞ知る東京のフリースタイルスキーショップで僕も以前働いていたショップです。
BUMPSホームページ:http://www.bumps.jp/index.html


今回のメンバー
●マコさん:石川睦(イシカワマコト)
昔、相当お世話になりました。
スキーはもとろん、サーフィン、SK8、スープカレー、酒と何でもこなす天才です。
超リスペクトしてます。

●タケ:坂本豪大(サカモトタケヒロ)
初めて知ったのは彼が高校生の時。今33歳と聞いてびっくりです。。。
運動神経&バランス感覚はハンパなく、スキーの他にインラインスケート、BMX、モトクロスと何をやっても
超一流になってしまいます。

●じゅんぞー:片山純二(カタヤマジュンジ)
僕と同じ年でフリースタールスキーヤーで車屋さん。
将来はプロカメラマン??


●や〜まだ:山田望(ヤマダノゾミ)
じゅんぞーの奥さんです。
元BUMPSスタッフで一緒に働いてました。
スキーもかな〜りやります。
今回は動画撮影&アシスタントです。


そんな感じでフェリーターミナルで久々の再会ののち
僕も含め平均年齢30後半〜40歳の利尻スノートリップスタートです。



<DAY1>
初日の3月1日は雪の下見と観光がメイン。
山の状況はうす曇でいまひとつの天気。
何本か滑って雪の感触を確認しました。
午後、仙法志にあるマルヰ食堂のアツアツ鍋焼きうどんに感動してました。

天候はいまひとつ
雪質を確認する

坂本豪大
ヤムナイ沢

石川睦
ヤムナイ沢

マルヰ食堂の鍋焼き
うどんは絶品です

<DAY2>
そしてメインの2日目(3月2日)。
早朝4時、月明かりの中うっすら見える利尻山。
この時点で最高の天気を確信!!
そして早朝5時に宿を出発。
まだ暗いうちに入山。
放射冷却でかなりの冷え込みです。


やがて東の空は徐々に明るくなり6時15分、感動の日の出!!
山から見る利尻水道のを超え遥か北海道本土から登る朝日は最初の山頂を照らし
徐々に下へ下へと広がっていきます。
マコさん、タケはその絶景を横目にドロップポイントまで登ります。


午前4時
晴天を確認!

山は−10℃以下
東の空に光が

今日のはじまり
絶景です

山頂に届く光
さぁ、登ろう!


THE DAYにふさわしい太陽の光と絶景の中撮影は順調に終わりました。




こちら↓の画像もどうぞ(クリックで拡大します)

ラインを確認
右からマコさん、タケ

ダイヤモンドダスト
見えますか〜?

利尻の魅力はこのロケーションです

景色に見とれる
マコさんでした

先日の雨でシュートは雪崩れては全滅です

メローな斜面に残るシュプール

海に向ってターン
する:タケ

リラックスクルージング:マコさん

日の出前に記念撮影

感動の景色

マコさん:ヤムナイ沢

利尻山をバックに


利尻山を滑ろう!!
利尻山バックカントリーは
こちら
2010年2月27日更新
氷の山
一昨日2月だとういうのにまたまた雨が降りました。
そして今日は氷点下の冷え込み。
いったいどうなってるんでしょうか??


最近ゲットした小型カメラの試運転もかねて
今日は登山。


カメラの画像もどうぞ。


北西の冷たい季節風が吹く中いざ出発!





樹林帯超え、稜線に出てもそこにパウダースノーなんて全く無く、
カチカチ、ツルツルの氷の世界。。。
これはまとまった雪が降るまで当分「滑り」はお預けですね〜。





ハイマツもだいぶ顔を出していました。

結局悪天候のため標高1100の第二見晴台で引き返しました。


第二見晴台の大きな石



2010年2月12日更新
スノーシュートレッキングレポート
昨日は九州は佐賀県からのお客様とスノーシュートレッキング。
利尻島は6回目、お宿マルゼン4回目という超〜リピーターさんの黒田さん。
朝9:00に宿を出発。
利尻富士温泉から北麓野営場まではスノーモービルで移動します。
昨晩も積雪でスノーシューでも膝近くのラッセルです。


誰も歩いていないパウダースノーを歩きます。
これが最高なんですね〜!!


出発して間もなく甘露泉水に。
静かな森に水の流れる音だけが響きます。


深々と降った純白の雪景色に思わずシャッターを押してしまいます。
良い写真撮れたかな?


風の無い樹林帯では野鳥も沢山みれました。
↓の写真はゴジュウカラ

それ以外にもアカゲラ、ヒガラ、ハシブトガラ、シジュウカラ、ツグミ、コゲラなどなど


そして、ちょうど正午に森林限界に到着!
ガラっと変わる植生と景色に黒田さんもご満悦のようすです。


そろそろお腹も空きました〜。
ちょっとだけ標高を下げて無風の樹林帯の中でお待ちかねの昼食です。


今日のランチメニューはジンギスカン(よっ、さすが北海道!!)
静かな雪景色の森で食べる「冷えた」おにぎりとあったか〜いジンギスカンは最高です!
黒田さんも「美味い!!」を連発。



帰り道、ミズナラの巨木に立ち寄り記念撮影。

役場に勤める先輩方も来ておりました。(さすが〜!)


そして無事に北麓野営場に到着です。


帰りは黒田さんがモービルを運転。
まるで子供のように楽しそうなお顔が印象的でした。



そのまま利尻富士温泉っと思いきや
ポンプのトラブルにより臨時休業・・・・。

予定を変更し沓形のふれあい温泉で汗を流しました。
お疲れ様でした〜♪

以上スノーシュートレッキングのレポートでした!

冬の利尻の魅力を案内します。
ランチ・温泉付!!利尻の森のスノーシュートレッキングは
こちら
2010年2月8日更新
判断
今朝9:00
あれ?山見えてる〜!!!

これって何日ぶり?
ってゆーか、どうせ1日もたないじゃん!?


でもどうする?
行くだけ行ってみる?

おいおい。。。アピールしてくんなよ!!
しかも沢筋に雪ちょっと溜まってそう??

わかったよ、行くよ!!!!

5分で準備完了!
決まったらそこから早いのです^^


今日はスノーボード担いで 
テクテク・・・  てくてく・・・  およそ1時間半

やっぱりね・・・。


じゃ〜ん!!!
標高700mから上はホワイトアウト!!
そんな俺もアウト〜〜って!


ま、時間もあるから1000mまで行こう♪

途中
こーんな景色や、




こーんな景色に。。。





これだけで十分満足。

そして貴重な1本を滑って午後1:30無事下山♪




バックカントリーの魅力は滑る事でけではありません。
歩く事、登ることも楽しいのです。

迷ったらGO!!ですね。


以上、今日の出来事でした。


利尻山を滑ろう!!
利尻山バックカントリーはこちら

2010年2月6日更新
スノーシューで森林限界まで
今日は午後からBCの雪質チェックも兼ねてスノーシューで標高500m付近の森林限界まで行ってきました。
ここ数日の雪のため樹林帯はスノーシューでも膝近くまでのラッセル(汗)。


このスノーシュートレッキング、夏は笹薮で歩けない所をどんどん行けちゃうところが魅力!!
利尻の冬の森で毎年新たな発見があるのです。
冬限定のお楽しみなんです。


甘露泉。看板は雪で埋まってます。
水温は4〜5℃で一定なので冬でも凍りません。



↑の写真は夏の甘露泉の画像です


北麓野営場のケビン。



標高500m付近から。うっすら礼文島が見えます。
今日は午後のフェリーは欠航です。
さすがに海荒れてますね〜。

利尻島の純白の雪景色を楽しもう!
スノーシュートレッキングはこちらから。


2010年1月24日更新
山へ
今日も午前中BC仲間と山へ。
予報では「晴れ」でしたがハズレの曇り空。


登りの途中で休憩です


しかし昨日よりも風がなくまだ残っているパウダーを楽しみました。


装飾花が残るツルアジサイ


動画もどうぞ↓(空港に勤めているIさんのライディング)
利尻島のバックカントリーはこちらから。

2010年1月23日更新
お手軽バックカントリー
いよいよ利尻島のバックカントリーシーズンも本番です。
ここ数日悪天候が続いています。
今日も西よりの風が吹き荒れ視界は不良・・・。
でも、こんなときでも滑れる強い味方がポン山です。



鴛泊からのアクセスも良く短時間で手軽に楽しめるのです。
滑るコースも北斜面、北東斜面、南斜面とその日の風向きやコンディションで選べてGOODです!!
今日は1人で行ったためライディング画像はありませ〜ん。
明日は利尻山の北斜面のほうに行ってみま〜す。



利尻島のバックカントリーはこちらから。(HPリニューアルしたよ!)


途中までスノーモービルで移動♪

登りの途中で。
ペシ岬が見えます

上のほうは膝のパウダーです

ポン山山頂、利尻山は全く見えません
■管理人おすすめの書籍
利尻島に関する管理人オススメの本です。
利尻に来られる際の参考に!